色々ある200Wクラス太陽光発電パネルの中で、余計なUSB-A/Cのソケット等がなくポータブルバッテリーの充電規格に合わせて給電することができる商品として選びました。
梱包はしっかりした段ボール箱にプチプチ包装とシンプルですが、形状が折り畳んでバッグの様になっている商品なので問題なし。開封して化学品の匂いがしますが、これはパネル素材由来ですから許容範囲でしょう。
昼食の時間を利用し早速南に向けてパネル展開してからポータブルバッテリーに接続、南中時とは言え太陽が低いので折りたたみスタンドを直角近くしてパネル角度を少し立気味にすると、なんといきなり170Wh以上を記録!
これは真冬の1月中旬に晴れとは言え期待以上でビックリ。充電状況を撮影した時はすでに満充電に近づいて150、140、100、40…と見る間にバッテリー保護機能が働いて給電は絞られてしまいましたが、期待の遥か上を行く性能の様です。
経年劣化で剥離しやすい硬いPETではなくETFEフィルムコートを採用し高い変換効率でコスパが良いのに加えて、付属のMC4ケーブル用コネクターの使い分けで充電電圧は20Vか40Vをバッテリーに合わせて選べられるのが最高です。
バッテリーが1000Whクラスまでなら並列、1000Wh以上のバッテリーなら直列にして短時間充電できる上に、100W発電パネルとして使うなら、なんと2台のバッテリーを同時充電することも出来ます。
(バッテリーの機種ごとに定格電圧の確認必要です)
耐久性はまだ分かりませんが、余計なコネクターや端子などないシンプルな構成と競合機種より重い分だけパネルの強度も耐久性も高いことを期待しています。
シンプルな付属品のため手持ちのバッテリーに使えるDCコネクターや変換コードはありませんでしたが、価格以上の性能を求めるのであれば、100/120Wクラスを2台買うよりもこれ一台で済ませるのがおすすめです。200Wクラスとしては最高性能ではないでしょうか? 違いが分かる方に是非。