以前から購入を迷っていたのですが、普段しっかりメイクは殆どせずパウダーのみで済ますことが多くなってきたので、試しに、と想って購入してみました。
まずサイズが、量が小さい少ない、というレビューが沢山あったので覚悟していた所為か、見たときは、え、普通に量ある、と感じました。あまり持ち歩かないサイズ、蓋を含まないで高さ2.8cm、径9cm弱のケースに1cm強、パウダーが入っている状態、想像していたよりも多い、と安心しました。使い心地はパフがまず気持ちがいいです^^お粉は物凄く粒子が細かく肌に馴染んで気持ちよくするすると伸びる感じで、お安いパウダーと比べると明らかに質がいい、と感じました。カバー力はあくまでパウダーですので単体で使うと、毛穴やシミなどは然程カバー出来ないのは仕方のないことですが、これは、光の当る場所、ライティングでかなりトバシの効果があるので、実際に自分で見るより夜のデートや明るい光に反射してかなりアラが見えづらい、という違う意味でのカバーリング効果はかなり高いです。成分に関して、幾つか懸念のある要素も有りますが、まず主成分の窒化ホウ素、この構造が炭素、つまりダイヤモンドに近いもので、規則正しい六角形が一定の滑りやすい僅かな隙間を開けて綺麗に並んだ構造で、この事で細かい粒子が規則正しくまた均一にすべらかに伸びる、という事は想像できます。また、酸化亜鉛、これは毒性の無い非常に細かい粒子で、これもかなり規則的且つ立体の蜂の巣の様な構造を持ち、ファンデーション等化粧品に使われる以外には液晶ディスプレイ、感光体、光触媒などに使われるもので、光が当ると所謂トバシの効果があるのも判ります。
ただちょっと気になるのが、肌呼吸をジャマするポリマーカルボマーが使用されていることと、
酸化チタンが多分日焼け止めに使われていると想われますが、一般には人体に影響の少ない化合物ではありますがIARC は発がん性に関して2006年にグループ2B(人に対して発がん性がある可能性があるもの)としており、WHOも「発がん性の可能性がある」と指摘している、というのはちょっとネックです。まぁこれは経口摂取の実験結果によるものなので、口に入らないようにしたほうがいいと想います。
ガンに関しては、正直東日本の人間は、もっと大きな危険に晒されているので個人判断ですね。^^
使い心地、パウダーとしての機能はすごく優秀です。