20年ほど前に買ったミシンが壊れたため、新しく買いなおしました。
自動糸調子がついているのですが、シャッペ糸を使ったところ、いきなり下糸がきつい!フジックスのほうが、いい感じで縫えました。
縫い目は、ほんの少しミの字になるので、縫い目の完璧な美しさを求める人は、職業用ミシンにするほうが良いでしょう。ガーっと縫って止まって…を繰り返すと縫い目が乱れます。逆に、縫う速度を一定に保つと、美しく仕上がります。直線縫いの小物をいくつか作って様子を見てから、曲線の入る服などを作ると、美しく縫いあがります。
手元の自動糸きりは、使いやすいです。
フトコンに自動糸きりのついているものは壊れやすいというウワサを聞いていたので手元式にしましたが、いちいち布を引き出して糸を切る手間が省けて便利です。
自動糸きりで糸を切った後は下糸が出ていないので、新しく縫い始めるときには、下糸を引き上げ、5cmくらい向こうへ出してから縫いましょう。下糸を出さないと、裏が鳥の巣状になってしまいます。
縫うパワーはあるので、帆布4枚重ねでもラクに縫えます。厚もの縫いは非常に満足です。
途中で厚みが変わるカバンの持ち手のような部分も、ストレスなく縫えました。
薄いもので返し縫いをすると、布の端が下糸に引っ張られてクチャクチャになるので、薄い布を扱うときは、縫い代を多めに取るほうが良さそうです。
下糸の自動巻き上げ機能は、フトコンを外してないと使えません。説明書に書いてないので、気をつけてください。
ミシンを買うかどうか迷っている人に、予算のアドバイスを書いておきます。
1ヶ月1000円で5年くらい続けるお楽しみと割り切れる人は、ネットで5万くらいのものを買って楽しめばよいかと思います。5万くらいするものなら、自動糸通しや自動糸きりがついていて、近視・老眼の人でも、ラクにミシンを楽しめます。
子どもの入園セットとスモック作るくらいかなぁ、という人は、作ってくれる人を探して作ってもらうほうが安上がりです。
f-250jは初心者用ということですが、ミシンに触るのは学校の家庭科以来…という人には、大変使いやすいでしょう。ミシンに親しんでいる人なら、DVDいらずでサッと使えます。
買ってからほぼ毎日使っていますが、いろいろできて楽しいです。