コロナ禍になってマスクを手作りする人が増え、形状保持テープの需要がずいぶん高まりましたが、私自身は結構前から手作り布帽子のブリム(つば)に使用していました。
要はテクノロートやクラフトコードと同じで洋服の襟に入れて変化をつけたり、縫いぐるみに入れて手足が曲がるようにしたりできる非常に便利なもので、コロナ禍以前はこんな処分価格では買えませんでした。
だからこそ、マスクだけではなく、もっといろいろなものに使ってほしいと思っています。
今春、刺しゅう糸の色見本のような100束セットを複数購入したので、それを使ってムーミン・キャラクターを編むことにしました。
…とはいえ、刺しゅう糸の1束はごく少量で白が大量に必要だったため、ムーミン一家は白のレース糸を使用しています。
そして、それぞれの手足、尻尾に今回の形状保持テープを入れました。
尻尾などにはテープを縦半分に折って細い形状にして中に入れています。
たったこれだけで、あみぐるみがかなりしっかりしますし、なんと、複数のキャラクターが自立するとわかりました。
その後、「こんなに作っても飾るところないんだよなぁ…」と思い、収納できるムーミン屋敷を編むことに…。
刺しゅう糸で編むので1体作るのに時間がかかるし、途中で同じ色の糸が終わって洋服がボーダー柄になってしまったり、いろんなレシピを参考にしながら自己流に仕上げてみました。
ムーミン屋敷は、屋根のトップのネジを回せば外壁が外れます。
ちなみに屋根のトップは100均の引き出し取っ手、1Fの玄関は100均の輪ゴム フック ドア型です。
試行錯誤を繰り返し、構想から出来上がりまで4カ月もかかりましたが、それぞれのキャラクターに似ていれば嬉しいな~♪