約10年前、一条工務店で家を建てたときに設置されていたビルトインのIHコンロ(National(現Panasonic)のIHコンロ「KZ-YS32B」)が壊れました。IHコンロ自体は問題ないのですが、魚焼きなどでグリルを使うと、家が停電してしまいます。
コンロ用の200Vブレーカーは落ちず、いきなり主幹漏電ブレーカーが動作します。
ググってみると、よくあることのようでしたが、故障が漏電扱いになるのは、設計に問題がある可能性があります。
最近は魚を焼くときにグリルを使っていなかったこともありますし(掃除が面倒、フライパンで魚を焼くシートを使っている)、3口目のコンロも使わないことから、グリルがない2口IHコンロの三菱電機「CS-G217DXR」を選びました。子どもがグリルの窓で火傷することもありません。
各メーカーサイトで据付説明書をダウンロードし、交換は業者に頼まず自分でできると判断しました。
(なお、横浜市民の場合、IHコンロ(2口以上)は粗大ごみとして、500円で処分可能)
取り外しは、化粧カバーを外し、ネジ2本を緩め、コンセントを抜くだけですから、あっという間でした。
むしろ掃除の方が多くの時間を要しました。
三菱電機のIHクッキングヒーター「CS-G217DXR」を取り付けましたが、KZ-YS32Bは18.9kg、CS-G217DXRは約15kgですので、軽く感じました。
交換だけなら電気工事を伴いませんので、付属の据付説明書通りにやれば、誰でも取り付けられるはずです。
ただ、接地2P 30A250Vのコンセントが必要なだけです。
我が家では、埋込用コンセントで空中結線されていたことが2017年に発覚し、感電・漏電の危険性がありましたので、壁付けの接地2P 30A250Vのコンセントに交換させました。
よくある手抜き工事の一つですので、交換前に確認することをおすすめします。
このIHコンロは3kW×2口とうたってますが、実際には上限が5.5kWですので、火力設定で片方が9(3kW)のとき、もう片方は8(2.5kW)までしか選べません。
なお、使用後にも使用した側の火力設定表示「4」と「5」が点灯したままになりますが、「高温注意」という意味でした。最初は故障したのかと思いました。電源ボタンの近くにも「高温注意」の表示が点灯しますので。