とある鳥が登場する書店のYouTubeでガラスペンに興味を持った親族に誕生日プレゼントとして選びました。彼女が持つ最初の1本だったので”本体ガラスが綺麗”より実用性や安全性を選び蓋付きのガラスペンを選びました。二つのメーカーのコラボ商品のため値段が高くても満足のいく商品やサービスが受けられると思っていました。
到着した商品はペン自体を回さなければ途中でインクが途切れるペン先を持つものでした。「300~400文字書くことができます」と書いてありましたが、自分の名前や住所を繰り返し書いた場合そこまでインクが持ちません。上記の件について販売店に問い合わせたところ、相談にのってもらえずメーカーと直接連絡をとって、解決してくれと返信がありました。
メーカーと連絡をとり、商品を送ったところ文字数の少ないカタカナで”300文字書けたので問題ない”と返送されてきました。正の字を300字以上書いたのであれば納得できたのですが…。商品には問題が無いという返信にはペンを回しながら書かなければ文字がカスレる件には直接触れていませんでした。手作り製品なのでペン先に個性があるのは仕方ないのですが、本体全てが手作りのガラスのペンではなく、手作りで左右される部分が唯一ペン先だけなので、商品の値段的に考えると選りすぐりのペン先を使って欲しかったのです。「わたしのガラスペンとしてはふつうの文字数」と返信があったように普通のペン先なのでしょう。
結局 誕生日プレゼントには間に合わず、思い描いていたような書き心地も手に入れることができず、販売店で返品や、他の商品への交換期限も過ぎ、中途半端なガラスペンとして手元に残ってしまいました。
商品の満足度は普通の3にしましたが、販売店からもメーカーとのやり取りにもモヤモヤが残ってしまったので-1にしました。
追記
知人にお手紙を書いてみましたがインクのペン先への流れ込みにムラがあり、十数文字で濃淡の差のお大きな文字になります。年配へ手紙を出せば先方から「程度の悪い万年筆か、古い手入れのしていない万年筆で書いた」と思われるぐらいです。
筆記用具として蓋付きの高級品を買ったつもりでしたが、実用性はありません。
両メーカーが何を目指して企画したのか分かりませんが、お勧めできません。