キャッチコピーの「最初で最後のドリップポット」というのは何を大袈裟なと思っていましたが、使ってみれば納得です。
デザインは、カッコいいです。私の部屋には似つかわしくないオシャレさです。表面のメタルなザラッとした手触りもいいです。ただキズがついたら目立ちそう、大事に使わないとです。
沸くのは早いです。自分はミルに豆を入れてスタート、ドリッパーに粉をセットしてを湯沸かしと同時に始めて、少し前に沸くくらいです。
フタはマグネットでしょうか。ぴったり張り付きますが固すぎずゆるすぎずで使いやすくいいです。
注ぎ口は細いだけでなく、湯量のコントロールがかなりしやすいです。あと中の湯がほとんど残らず綺麗に注ぎ切れます。水を計って沸かし注ぎ切れば、粉量に対する湯量を正確にできます。ポットの中を見ると、底に段差が大きく設けてあり、注ぎ口穴の部分に水が落ちるようになっています。見れば簡単なことですが、工夫になるほどと感心しました。内側か外からわかるようにメモリがあればもっと便利ですが、デザインとの兼ね合いもあるのであえて捨てたのかとも思います。
温度調整は日常的にひんぱんに使うものだからこそ、手軽なダイヤル式、大正解です。カチカチという手応えが気持ちいいです。
コーヒーやお茶は温度、湯量で味が変わるとは頭ではわかっていましたが、温度計を持っていても日常でその都度、計りはしませんでした。このポットでそれが簡単にできるようになり、コーヒーの種類、挽き、煎りによっても細かく変えて自分の好みを探せます。コーヒー好き生活に革命が起きました。
何を大袈裟なと思うでしょうが、使ってみれば納得するでしょう。